TOEIC® Listening & Reading Testの試験内容が変更

2016年5月の第210回から試験内容がリニューアル

2016年5月の第210回から試験内容がリニューアル

2016年5月にTOEIC® Listening & Reading Testの試験内容が10年ぶりに改訂されました。改訂の概要としては、規則正しいビジネス英語ではなく、日常的に使われるビジネス英語にリニューアルした格好です。

例えば、PART1の写真描写問題やPART5の短文穴埋め問題は、日常的に目にする機会が少ないために問題数を減らし、逆にPART3の会話問題やPART7の読解問題は、日常的な使用頻度が多いために問題数を増やしています。

パート第1~121回
1979年12月実施
第121~209回
2006年5月実施
第210回~
2016年5月実施
PART1写真描写
20問
写真描写
10問
5分
写真描写
6問
3分
PART2応答
30問
応答
30問
10分
応答
25問
8~9分
PART3会話
30問
会話
30問
13分
会話
39問
17~18分
PART4説明文
20問
説明文
30問
16分
説明文
30問
16分
PART5文法・語彙
40問
短文穴埋め
40問
15分
短文穴埋め
30問
10分
PART6誤文訂正
20問
長文穴埋め
12問
8分
長文穴埋め
16問
11分
PART7読解
40問
読解
48問
50分
読解
54問
54分

問題の中身としては、PART3は男女2人から3人の会話になり、PART4では問題用紙に表が印字されます。PART6は空欄に文章を入れる問題、PART7は適した箇所に1文を挿入したり、複数人によるチャット問題が追加されます。

PART3とPART7の問題形式がかなり変更される

新TOEIC® Listening & Reading Testでもリスニングとリーディングの所要時間は45分と75分で変わっていませんし、問題数は全200問です。スコアもリスニングとリーディングともに5~495点の5点刻みでカウントされます。

ただ、PARTごとに変更点があるため、従来通りのTOEIC® Listening & Reading Test対策ではなく、問題に慣れることを含めて、あらためて勉強する必要があります。

1

PART1 写真描写問題

写真描写問題は1枚の写真を見て、それを正しく説明している文章を聞き取る問題です。ただ、日常では複数人による会話の割合が増え、そのようなシーンは少なくなってきたため、問題数が10問から6問に減りました。

2

PART2 応答問題

応答問題は1つの質問を聞いたあとに3つの応答文を聞いて、その中から正しい解答を選ぶ問題です。短いやり取りには規則性が生まれやすいため、最も対策しやすいPARTでしたが、問題数を減らして口語表現に近づけます。

PART2は「問題前半ではIs、Are、Do、Should、Haveなどで始まると、YesかNoから始まる答えが正解」や「問題後半はYes・No疑問文の答えが、YesかNoにはならない答えが正解」といったパターン化も減ります。

3

PART3 会話描写問題

会話描写問題は今まで2人の会話文を聞いたあとに、その会話に関する設問と4つの回答を聞いて、適切な答えを1つ選ぶ問題でした。正しい文法を使いながら、必ず男女が交互に話して、選択肢の順番通りにヒントが出ます。

しかし、新TOEIC® Listening & Reading Testでは3人が短い文章を素早くキャッチボールします。以前の1つのセリフに20~40単語を使うタイプではなく、1~25単語の短文が繰り返されます。

会話の間には「Oh, dear.」のような口語表現も含まれ、設問のヒントも会話全体から読み取る必要があります。問題数はPART1とPART2で減らされた9問が加算されて、39問に増えました。

4

PART4 説明文問題

説明文問題は何かの解説や紹介をしている説明文を聞いたあとに、その説明に関する設問と4つの回答を聞いて、適切な答えを1つ選びます。

PART4の問題数は変わりませんが、問題用紙に表、図、グラフなどの視覚情報が印字される問題が半数出題されます。表などはヒントとして役立ちますが、会話文を聞きながら視覚情報と照らし合わせる必要があります。

5

PART5 短文穴埋め問題

短文穴埋め問題は短い文章を読みながら、空欄にあてはまる解答を4つの選択肢から選びます。語彙や文法のレベルをチェックするPART5は、問題数が40問から30問に大幅に削減されます。

また、今までは「前後が動詞のときは副詞が入りやすい」などの一種の傾向がありましたが、このようなパターン化も減ります。

6

PART6 長文穴埋め問題

長文穴埋め問題は長い文章を読みながら、途中の空欄にあてはまる解答を選択肢から選びます。新TOEIC® Listening & Reading Testでは1つの長い文章に含まれる問題が3問から4問に増えて、全体の問題数も12問から16問になります。

問題の中身も接続詞や関係代名詞を当てはめるだけではなく、長文内の空欄に当てはまる文章を解答する問題が追加されます。

7

PART7 読解問題問題

読解問題は文書を読んだあとに設問を読んで、適切な解答を4つの選択肢から選びます。問題数は文書が1つのシングル・パッセージが28問から29問に増加、文書が2つ以上のマルチプル・パッセージが20問から25問に増えます。

問題の内容は適した箇所に1文を挿入する問題が追加されます。それ以外でもチャットやメッセージ問題が増えたり、2つではなく3つの文書を読んでから解答する問題が増えます。

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公開日公開日 2015.12.08
更新日更新日 2016.11.07
執筆者Kirito Nakano

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