TOEIC® Listening & Reading Test PART5 - 短文穴埋め問題は解答時間を短縮

PART5は全30問で目安時間12分

PART5は全30問で目安時間12分

内容短文穴埋め問題
問題30問
時間12分

TOEIC® Listening & Reading TestのPART5の短文穴埋め問題は全30問あり、目安時間は12分間です。短い文章を読みながら、途中の空欄にあてはまる解答を4つの選択肢から選びます。

例題には短文とA~Dの選択肢が書いてあり、実際の問題用紙も一問一答で記載されています。

The baby was about to fall asleep because it was ( ).

(A)funny
(B)small
(C)bored
(D)excited

この解答は(C)です。文章全体を読んで適した単語を当てはめる語彙の設問で、10秒くらい時間を要します。

その一方で空白の前後だけ見れば3秒で答えられる設問や、動詞の時制や受動態の引っ掛けを見抜くために、15~20秒ほどかかる設問もあります。

なるべく解答時間の短縮したいPART5

PART7に時間を残すために、PART5は解答時間を短縮することが大切です。リスニングで45分が過ぎたあとのPART5では、10分で解答することを目安にして、残り時間は65分を目標にしたいです。

一方、PART3~4では選択肢を先読みする時間が欲しいために、マークシートを塗りつぶさないでチェックだけをしている人も多いですし、それをおすすめしています。

それも含めるとリーディングの開始早々に1分間でマークシートを塗りつぶしていき、実際はPART5の終了時には64~65分が残るようにします。

いずれにしてもPART5の全30問を「10分程度で解く」ことは、TOEIC® Listening & Reading Testの点数をアップさせるためには必須ですので、1問に割ける時間は「30÷10分=20秒」となります。

それは不可能ではありません。PART5の問題のほとんどは即答できます。逆に考えても答えはまず出ないでしょう。そのため、わからないなら諦めて次の問題を解くこともスコアアップの秘訣です。

  1. 選択肢から読んで、解答欄の前後だけを見ます。
  2. 品詞、前置詞、機能語など、読まずに解ける設問が約12問あります。
  3. 語彙、接続詞、代名詞など、読んで解く設問が約12問あります。
  4. 動詞の形や比較など、判断が必要な設問が約6問あります。
  5. 品詞問題は前後が動詞のときは副詞、冠詞や所有格は名詞が入ります。
  6. 前置詞問題は覚えるしかないので、考えても無駄です。
  7. 機能語問題は複数ならsomeやall、単数ならeachやeveryが入ります。
  8. 最も出題される語彙問題は、前文を読んで意味を判断します。
  9. butやorなどの小さい接続詞問題は、カッコの前後で判断できます。
  10. whileやifなどの大きい接続詞問題は、1文を読まないといけません。
  11. 代名詞問題は前文読み、単数か複数化、人か物かを判断します。
  12. 動詞の形は時間の副詞と主語との関係をチェックします。
  13. 比較問題はthe+比較級さえ見抜ければ、難しくありません。

PART5の出題形式にはこのような傾向があります。どちらかと言えば、大学入試に近い暗記問題が多いため、コツを学ぶと同時に、やはり地道な積み重ねも必要なパートです。

TOEIC® Listening & Reading TestのPART5で点数を上げるコツ

品詞問題は語尾と前後を見ればOK

似ている単語である「object、object to、objection、objective」のように、品詞が問われる問題は出題率が高いです。

これは英文法というルールを覚えていれば、どの品詞が来るかは即時に判断できます。空欄の前に冠詞があったら副詞や形容詞を挟んだりしますが、最後には必ず名詞が入ります。

例えば「冠詞+形容詞+( )」であれば名詞が答えですし、「冠詞+( )+形容詞+名詞」では副詞しか入りません。

また、語尾に典型的な特徴が付く単語もあります。名詞では「-er、-ity、-ment、-sion、-tion」、形容詞では「-able、-ial、-ic、-cal、-ive、-ful、-ous」、副詞では「-ly」が付きやすいです。まずは覚えやすい態から暗記していけば、品詞問題は5秒で解けるので、時間が稼げます。

前置詞は考えても解答が出ない暗記問題

前置詞である「on、in、at、from」などを選ぶ問題では、考えても答えは出てきません。わからない場合は感で答えてしまい、次回までにしっかり復習したいです。

例えば「2013、March、Monday、2nd、4 o'clock」といった時間、「Tokyo、station、room、bus」のような場所の前には、異なる前置詞が当てはまります。

ちなみにイメージが重要な前置詞ですが、少しでも戸惑ったり、2択で迷った場合は、最初に思いついた前置詞が答えである確率が高くなります。

数量を表す単語は空所直後の名詞でわかる

all、every、mostなどの名詞の数量を意味する単語を答える問題では、空所直後の名詞がヒントです。

その名詞が単数形であればanother、each、every、複数形であればall、a few、someが正解になりやすいです。

この数量問題もmostとmost ofやfewとa fewの違い、anyとsome、manyとmuch、allとeveryなどの使い分けは勉強しないといけません。

語彙が問われるシンプルな単語問題

選択肢に同じ品詞で意味が異なる問題がある場合、シンプルに単語の意味を問われています。大抵は「transaction、transition、transportation、transfer」のように似たつづりで出題されます。

暗記力が問われるのでこれは覚えておくしかないです。単語を暗記するときは単品で覚えるのではなく、よく一緒になる文脈やシチュエーション、シーンがあるので、よりたくさんの文章を読むことがベストです。

接続詞を埋めるためにはペアを暗記する

Part5にはコツがありますが、暗記をしていればすぐに解ける問題がほとんどです。単語や熟語をたくさん覚えるほど、PART5では点数を稼げます。

ただし、接続詞を埋める問題は文の一部を見ただけでは解答できません。よく目にするandやbutもそうですが、文の意味がわからないと空白は埋められないので、少し時間がかかります。

特に従位接続詞であるbecause、if、since、though、unlessなどは全文を読み、接続詞の前後がどんな内容になるかが重要です。

代名詞や関係代名詞は7秒で解ける

he、she、they、itなどの代名詞は、短い問題文にある名詞の代わりですので、それを見ればすぐに解けます。who、whose、whom、whichなどの関係代名詞も、人であればwhoやwhose、人以外であればwhichが正解です。

一方、when、why、whereなどの関係副詞も正解になりえますが、どちらかと言うと、選択肢でよく見かけるだけで、騙しであることが多いです。

また、所有格にも注意します。usやthemなどはわかりやすいですが、yourselfやitsがよく出るので、その使い方には慣れておきたいです。

動詞の時制や態を決める語句を見つける

選択肢に「send、sent to、has sent、will send」のように同じ単語があれば、時制や態が問われています。

時制であれば、「in the future」や「last week」といった時を表す文言が最後尾などに隠れています。態であれば、主語が能動か受動かを判断するだけで答えられます。時制や態を問う選択肢はわかりやすいです。

比較級と最上級は例外を含めて覚える

PART5では「good、better、best、goodly」のような比較表現が選択肢に並びます。その場合は比較表現とセットになる単語を探します。例えば、asがあれば「as+原級+as」となりますし、thanでは「比較級+than」が考えられます。さらに「no more than」のような表現もあります。

ただし「the+比較級, the+比較級」や「more+原級+than+原級」のような特殊な用法もあります。しかしながら、特殊な用法が少ないですし、よく見かけるので、1度でも練習問題を解けば大丈夫です。

動詞と前置詞のセットである熟語はよく出る

初心者が迷いがちなのが熟語です。例えば「total up、tidy up、turn up、add up」と選択肢があったとき、やはり、正解になる熟語がわからないと他がわかっても意味がありません。

ただし、ある程度勉強したあとで「見たことがない」単語は不正解になりやすいです。単語と熟語の両方で難易度が高い単語は、あまり問題として出ることはありません。

もちろん、100%ではないですが、TOEIC® Listening & Reading Testの練習問題をこなして、解答と解説を読むと、ほとんどが仕事で使う機会が多い単語と熟語ばかりです。

TOEIC® Listening & Reading Testではビジネスシーンを意識した内容のみですので、あまり難解な問題を出して考えさせるよりも、時間内にある程度の難易度の問題が解けるかどうかを試していることがわかります。

英語が話せなくても点は取れる

リーディングは短文穴埋め問題が30問、応答問題が16問、読解問題が54問で、合計100問で構成されています。

短文穴埋め問題は短文の一部が空欄になっていて、4つの選択肢の中から最も適切な語句を選びます。単語の暗記量でまかえる設問です。

応答問題は長文の中で複数の箇所が空欄になっていて、それぞれ4つの選択肢から最も適切な語句を選びます。熟語というよりは文章の流れを汲み取る必要があります。

読解問題は広告や手紙などの英文を読み、それについての質問に答えます。1つの文章を読解する設問が29問、2~3つの文章を読解する設問が25問出題されます。

リーディング問題はテキストを読んで、マークシートで解答します。そのため「とにかく単語力が勝負」というイメージが強かったのですが、かなりの速度で読まないと終わらないために、やはり、長文の読解力が必要になってきます。

本サイトでは専門性と倫理観に裏付けられた情報を掲載するように努めておりますが、内容の一部に誤りがあるなどのご指摘はお問い合わせより随時承っております。
公開日公開日 2010.07.04
更新日更新日 2016.03.27

著作・制作など

AUTHOR AND PEOPLE
エイゴリ編集部
エイゴリ編集部
執筆・編集
英単語や英文法の覚え方、英会話のコツを徹底解説。英語のテストでハイスコアを獲得する勉強法も紹介しています。

関連する記事

RELATED ARTICLES
TOEIC® Listening & Reading Test PART6 - 長文穴埋め問題は全体をすばやく理解する
TOEIC® Listening & Reading TestのPART6の長文穴埋め問題は全12問あり、目安時間は8分間です。長い文章を読みながら、途中の空欄にあてはまる解答を選択肢から選...
TOEIC® Listening & Reading Test PART4 - 説明文問題は場所と人物を把握する
TOEIC® Listening & Reading TestのPART4の説明文問題は全30問あり、所要時間は16分間です。何かの解説や紹介をしている説明文を聞いたあ...
英語の資格や検定試験で高得点を取っても英語が話せない理由
多くの日本人がグローバル企業に勤務して、世界中を相手にビジネスをする日は刻々と迫っています。そのために英語の資格や検定試験の勉強をするわ...