TOEIC® Listening & Reading Test PART1 - 写真描写問題は説明の間に全画像を見る

PART1は全6問で所要時間3分

PART1は全6問で所要時間3分

内容写真描写問題
問題6問
時間3分

TOEIC® Listening & Reading TestのPART1の写真描写問題は全6問あり、所要時間は3分間です。1枚の写真に関して4つの説明文を聞いて、最も写真を適切に説明している答えを1つ選びます。

例題にも写真とA~Dの選択肢を表示していますが、実際の問題用紙には写真のみが掲載されているため、選択肢は聞き取って解答します。

PART1の例題

(A)This is a picture of a motorcycle.
(B)This is a picture of a chair.
(C)This is a picture of a wheelchair.
(D)This is a picture of a bicycle.

この解答は(C)です。このケースは単純な語彙の違いだけですので、PART1の1~3問目あたりに出題される比較的簡単な問題と言えます。

10問すべてを確実に得点したいPART1

選択肢のリスニングが15~20秒くらいのあとに、次の問題まで5秒間与えられます。この5秒間で解答をするのではなく、次の問題の写真を見ることが大切です。

  1. 選択肢を聞く前に写真を見て、目立つものをチェックします。
  2. 人物が1人のとき、どこでどんな人が何をしているを確認します。
  3. 人物が2人のとき、共通点と相違点、位置関係を把握します。
  4. 3人以上のとき、何をしている、着ている、やっているに注目します。
  5. 風景は場所を把握して、特徴的なものとの位置関係を重視します。
  6. 物や乗り物は状態と場所を問われることが多いです。
  7. 写真にない名詞が聞こえたら、100%不正解となります。
  8. 写真は瞬間を表すので曖昧な表現や可能性は選んではいけません。
  9. 写真は現時点の様子を表すので、過去や未来は選んではいけません。

8番目の例ではbe almost finished(ほぼ終わらせた)やbe about to finished(終わらせることができる)などが使われます。

9番目も意外と間違いやすいです。未来を表すwillや過去を含むwasやhave+過去分詞なども、写真に合ってそうでも時制がずれているために不正解となります。

TOEIC® Listening & Reading TestのPART1で点数を上げるコツ

90秒間の説明の間にすべての画像をチェック

PART1では冒頭にPART1の問題の説明文が流れます。これは実際の問題とは全く関係ないので、この間に写真を確認しましょう。

このときは「公園で2人の男女がボートを漕いでいる」ではなく、「park、couple、boat、row」のように英語でイメージすると、より正解の選択肢に近づけます。

写真に存在する事実のみが正解になる

例えば「男性がパソコンの前でケータイで話している」写真を見たとき、選択肢に「He's working in a cafe.」があったら、それは不正解です。パッと見て「場所がオフィスとカフェのどちらかわからない」のであれば、それは除外しましょう。

PART1では想像や推測による事柄ではなく、明らかな事実のみが正解となります。そのため、写真から汲み取れる事実以外は100%不正解です。写真に写っていないこともそうですし、人の気持ちや状況なども判断しにくいので、正解にはなり得ません。

写真と関係ない動詞は引っ掛け問題

写真に不適合な動詞が必ずと言っていいほど、選択肢に含まれています。例えば、walkとworkなどがそうで、これを聞き分けることがポイントです。

日本人が聞き取りにくい「カーブ」のような単語も出てくる可能性があります。TOEIC® Listening & Reading Testの初心者がcurve(曲げる)とcarve(薄く切る)を聞き分けることはかなり厳しいですが、ほとんどは前後の文脈で判別できるので、問題としては難しくはありません。

また、以前に起こった現象、今後に起こるであろう現象も選択肢から除外できます。例えば「Sky is getting dark.(空が暗くなってきた)」では、私たちは過去を知らないため、明らかに不正解となります。

1人の人物問題は人と物に注目する

1人だけが写っている人物問題は2~3問が出題されます。そのすべてで始めに「誰が、どこで、何を、どうしている」に注目することで、解答が聞き取りやすくなります。

特に「誰がどんな物をどう使っているか」は重要です。大抵は「She is reading a book on the sofa.」のように、人と物の関係が問われます。

大勢の人物問題は行動と服装が頻出

1人ではなく5~10人程度の大人数が描写されている問題では、共通点と相違点を問われます。共通点であれば「They are all putting on hats.」、相違点であれば「A woman is wearing a jacket.」となります。

大抵は「歩いている、座っている、立っている、持っている、着ている、歩いている、撮っている、演奏している」などの動詞が付きます。

誰もいない風景写真は物の位置を把握

風景写真では「何が、どこで、どんな状態か」を把握します。ホテルやオフィス、海岸や公園、バスや電車の写真がよく出題されます。

文章では物の位置関係を示す「around、on the top of、against」などの前置詞が頻出されます。写真ではわかりにくいですが、意外と「乗り物が動いているかどうか」や「椅子が使われているかどうか」なども出たりします。

リーディングよりも高得点が取りやすい

リスニングは写真描写問題が計6問、応答問題が合計25問、会話問題が合計39問、説明文問題が合計30問で構成されています。

写真描写問題は1枚の写真を見て、その写真の説明が4択で放送されるので、適切な英文を選びます。写真があるので、比較的に解きやすい問題です。

応答問題は質問文が放送された後、それに対する応答文が3つ放送されるので、適切な英文を選びます。テキストに何もありませんが、ある程度聞き取れる能力があれば、そこまで難しくありません。

会話問題は2~3人の会話を聞いて、その会話についての質問に対して、適切な英文を選びます。テキストの解答も読まなくてはいけません。

説明文問題はナレーションを聞いて、それについての質問に対して、適切な選択肢を選びます。質問と選択肢は問題用紙に記載されていますが、会話量が増大し、難易度が高くなっています。

ちなみに音声を聴いてからマークシートで解答していくリスニング問題は、2006年5月にリニューアルしたときにPART1の写真描写問題が20問から10問に減り、その分PART4が増えました。

その後、2016年5月にも試験内容を一新して、PART1は6問のみになりました。その結果、日常的な会話に近い問題が増えて、リニューアル後のTOEIC® Listening & Reading Testは「難しくなった」と感じている人が多いようです。

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公開日公開日 2010.05.28
更新日更新日 2016.03.26

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